◎無垢材の床

まず床を無垢材にしてみての感想ですが、、、
やっぱりめちゃくちゃ良い!!
私はものすっごく満足しています
無垢材でしか味わえない満足感があります
今回はそんな私の無垢材の床を選んだ経緯についてです
◎憧れの無垢材の床
私がマイホーム計画を始めた当初から憧れていたのが無垢材の床
大手ハウスメーカーの展示場に行って、当時住んでいたアパートと歴然とした差を感じたのが無垢材の床の存在です
アパートで使われている床材はテカテカした着色によって均一な色味ですが、無垢材の床はテカリが無く高級感があり、歩き心地すらよく感じました
といっても、大手ハウスメーカーで2000万円代の予算といえば、『建てられないことはない、、、。けどオプションがあまり選べません』と言われる状態でしたので、憧れがあっても無垢材の床なんて選べるはずもありませんでした
しかし、工務店で建てた私は結果的に全て無垢材の床にすることができました
しかも、無垢材の中でも高価な部類に入る『ナラ』の150mm幅広の床材
工務店を選ばずして、手に入れることができなかった贅沢です
大手ハウスメーカーと工務店の価格差が生まれる理由については、過去のブログを見てください
◎そもそも無垢材って何?
無垢材とは天然の木からできている材料です
無垢材は本物の木を使用していて高価なため、家の床となると大量に使用するので建築費を大きく左右するポイントになります
なお、よくアパートなどはクッションフロアやフロアタイルが一般的で塩化ビニル系のシートが床に貼られています
賃貸の場合、コストが安く、メンテナンス性も良い床材が選ばれるのは当然です
価格は安いですが、塩化ビニルのシートに木目調を印刷しているので、天然の木からできている無垢材に目劣りします
◎無垢材を選んだ経緯
選んだ理由としては、正直なところ『憧れ・見た目』といったところが9割以上を占めていま
す
多分ハウスメーカーの見学で『わー、オシャレ!!良い家!!』と感じる要因の一つが、ハウスメーカーの展示場では無垢材の床を使用しているからだと思います
ハウスメーカーとしても展示場では、見た目の良い無垢材を使用していることが多いです
無垢材の床を使った家は、高級感があり、オシャレに見えます
技術が進歩して木目調の床がリアルになろうと、本物の木との差は歴然です
◎無垢材のメリット
・とにかく見た目が良い
・触り心地が良い
・冬場は極度に床が冷えない
・夏場は調質作用がある
見た目や触り心地は良いですが、表現難しいのでぜひハウスメーカーの展示場で!!
クッションフロアやフロアタイルは冬場になると素足で立っていられないほど床が冷たくなりますが、無垢材の床は素足でもさほど冷たくはありません(まったく冷えないわけではありません)
また、まだ夏を経験していませんが、木の調湿作用で快適ということです
メリットに関してはなかなか言葉での表現が難しいものが多いので、ぜひ展示場などで実際に見て触れるのがおススメです
◎無垢材のデメリット
・高価
・メンテナンスが必要
・傷付きやすい
・水に弱い
価格は説明した通り他の床材に比べて安くはありません
しかし、それ以上の満足感がありますし、私の中では注文住宅にする上で無垢材は外せませんでした
費用を考えても無垢材にして後悔したと思ったことは1mmもありません
逆に無垢材にしなかった時の後悔の方が大きいと感じたので、無垢材を決断しました
ただし、大手ハウスメーカーでは高価過ぎて無垢材を選ぶという選択肢は私にとってあって無いようなものでした
また、無垢材の中でも値段は材質や節の入り方、床材の幅等によって大きく異なるので、検討が必要
です
無垢材は年1回以上はメンテナンスの必要性とされています
メンテナンスしなかったからといって腐るわけでもありませんが、良い状態を維持するためにメンテナンスするのが理想です
私の場合まだ6ヶ月しか経っていないので詳細はわかりませんが、工務店いわく『入居後3年以上住んでいてもメンテナンスしていない家ばっかですよ 笑』とのこと
メンテナンス時期が来たらその様子を記事にしますね
傷については確かに付きますが、殆どアパートの頃の床材と変わりません
ただし、これは私の家の床材が『ナラ』で硬く傷付きにくいという理由かと思います
以前友人から『無垢材って良いけど、物落とすとすぐに傷ついたり、凹んだりする』と聞いていました
私もスマホやテレビのリモコンなんかをソファで寝っ転がりながらよく落とすのですが、ナラの場合その程度で傷付いたことはありません
また、傷については考え方次第だと思います
京都の古いお寺の床を見て『傷だらけだから嫌だ』って感じる人いますか?
傷は付きますが住んでる内に傷も馴染んでいき、それが歴史になります
他の床材との違いはそこ!
他の床材はは深い傷が付くと下の素材が見えてしまいますが、無垢材は傷付いても無垢材です
傷付いた当初はショックですが、その傷も少しづつ目立たなくなって家の歴史になると考えています
水に弱いというのは、放置していると水が染み込んでしまうので、水がついたら小まめに拭き取ることが大切です
以前、私の凡ミスですが、洗濯物を室内干ししていた時には、脱水が十分にされていなかったのだと思いますが、床に水が垂れていたことがあります
気づかず1日放置してしまったため、乾いた後でもシミが残り、表面が少しザラザラしてしまいました
水に強いコーティング材などもありますが、『わざわざ無垢材にしたのに、その良さを十分に感じられない』と考えているので、自然派のオイル仕上げにしています
コーティングで表面テカテカになって、視覚的にも触り心地も無くしてしまうのは個人的にはNGでした
今回は1日放置してしまったため、もしかしたら無垢材でなくても同様にシミが残ったりしてしまうかもしれません
しかし、無垢材が水に弱いというのはデメリットの一つです
◎まとめ
床材は広い範囲で使用されますから、それだけ家の印象が変わる部分です正直なところ、無垢材は贅沢品です
別に無垢材の床でなくても家として住みにくいことがあるかと言われると、そういうわけではないと思います
でも、私は家を建てる上で憧れとして無垢材の床を考えていました
家ができてから、一番嬉しかったのが無垢材の床を実現できたところだと思います
大手ハウスメーカーではなく、工務店で家を建てるにあたって、やはり価格の安さというのもありました
工務店の方が無垢材のような贅沢をしたとしても、結果的に家を建てることができました
その違和感から私なりに考え直したのが、工務店を選んだ理由です
同じ金額で家を建てる時、大手ハウスメーカーで安心感をとるか?小さな工務店で贅沢(適正価格)をとるか?
私は後者をとりました
家は地震や保証に怯えながら安心感に守られて住むものではないと私は考えています
せっかく一生の買い物をするなら、私は満足できる家を建てたかったです
是非、あなたなりの家造りを模索してみて下さい
★合わせて読みたいお勧め記事★
コメント