◎理想は部屋に馴染む扉

扉は工務店さんから選択肢としてLIXIL製の扉を提案されましたが、最終的には建具屋に依頼して作ってもらいました
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建具→扉や棚など備え付けの家具のこと
建具屋の扉がオシャレだった!という理由ではなく、既製品の扉があまり好きではなかったというのが本音です

◎既製品を選ばなかった理由?


・扉を主張させたくなかった
扉は部屋の中で必然的に存在感が大きくなります
私のように部屋全体を落ち着いた色(木の色味)でまとめていると、扉が濃い色になると非常に目立ちます
リビングの配色について書きましたが、ブラックでもネイビーでも濃い色があるとそこが強調されます
部屋の中で主張したいのは扉ですか?
そんなことはありませんね
オシャレな扉であろうと、扉を目立たせる意味は無いと考えています
その部屋に馴染む色の扉となると、自然と木目の扉になりました
例えば、壁がモルタルの家ならグレーの扉が部屋に馴染みますかね

・木目調にしたくなかった
私の家の床は無垢材が使われてるので、市販品の木目調の扉にすると逆に目立ちます
本物の木と偽物の木を並べて置くわけですから、偽物のガッカリ感が出てしまいます
そのため、建具屋に本物の木目の扉を作ってもらいました
もちろん、費用の問題もありましたが、突板にすることで扉の価格を下げました
こちらも『オーダーメイドは市販品より高い』という固定観念があると、市販品を選びがちですが、工務店に相談したところ、さほど値段差無く造ってもらえました

◎建具の扉デザイン

デザインにこだわるとどうしても費用が掛かるので、基本的にはシンプルな扉にし、2つだけガラス入りの扉にしています
玄関の土間からキッチンへの扉と玄関の廊下からリビングへの扉にがガラス入りです
玄関は電気を点けっぱなしにすることはなく、夜はどうしても暗くなってしまいます
帰宅した時にそれだと寂しく感じるので、ガラスから光が溢れるように考えました
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ガラス入り扉

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この写真では手前のライトが点いていますが、玄関側から見るとガラスから溢れる光が素敵ですよね
また、ガラスは飴を溶かしたような模様が入っています
これにより玄関からはボヤッとキッチンやリビングが見えますが、完全には見えないようにしています
宅配便の人に生活してる様子を見られたくないですしね
また、この模様により溢れる光にも少し変化が生まれてより素敵に見えます

◎扉の取っ手

1Fの扉は握り玉にしました
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深い理由があるわけでもありませんが、玄関が和のテイスト強めなので、そこに合うように握り玉を選択しました
握り玉=古風なイメージがあったからです
2Fの扉は一般的なレバー式にしました

まぁ、取っ手を変えたのは、ちょっとした遊び心ですかね

◎引き戸と開き戸

この2つは自分がその家で生活していることをイメージしてみることが大切です
1つの扉で引き戸の場合と開き戸の場合を想像します
例えば、トイレ
トイレは廊下に面していて、トイレ自体のスペースはそこまで広くありません
そこを開き戸にすると、開いた側が狭く感じませんか?
廊下側に開いても廊下を塞ぐような形になりますし、トイレ側に開いても今から入るトイレが狭くなるし
ということで、引き戸を選びました
例えば、子供部屋や寝室
子供部屋や寝室は6畳程度あり、部屋側に開く、開き戸にしても問題ありません
逆に引き戸は?というと、そこまで問題無いように感じます
ただ、私なりに粗探しすると、引き戸は引き戸のレール上に物があると開かなくなってしまうことがあります
子供が部屋を散らかして、開かなくなる可能性もあるよなーという粗探しの結果、開き戸を選びました
そんな感じで、生活している様子を想像しながら選択すると良いと思います

◎まとめ

扉だけでも考えることってたくさんありますね
他にもトイレや脱衣所なんかは使用しているのがわかるように、扉の左上に小さい丸窓?がつけたり
引き戸は下にレールがあるタイプ?上で吊るタイプ?を考えたり
色んなパターンを考えて、自分の生活スタイルに合ったものを選びましょう!


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