◎ヴィンテージとアンティークの違いは?

ヴィンテージもアンティークも古い物には変わりありません

その違いは製造後の年数によって分けられます

アンティークは製造後100年以上経過したモノ、ヴィンテージは25〜100年経過したモノです


◎我が家のヴィンテージ・アンティーク家具

私の家には、ヴィンテージやアンティーク品がいくつかありますが、大きな家具としては2つ

・アーコールチェア

  ダイニングチェアに4つ、作業机に1つ

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RoomClipでもこのアーコールチェアの写真は反響が大きく、みなさんアーコールチェア好きなんですね^_^
アーコールチェアは1920年創業のメーカー(アーコール)のチェアです

・ソファ
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1970年代に造られた国産のソファ(詳細不明)
なかなか良いソファが見つからず悩んでいた時に古道具屋巡りをしていて、見つけたソファです

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売られていた時の写真

本当に買って良かったと思えるソファですが、改めてよく買う決断に至ったなぁーと思う時があります
一般的には中古のソファですからね 笑


◎ヴィンテージ・アンティーク家具をお勧めする理由

・家具としてしっかり作り込まれている
・安くて良い物がある


昔は今より良い木材が安く手に入ったため、安くて良い木材を使って家具が作ることができました

そのため、良い木材を使って作られた家具は一生使えることを目的として作られています

昔は嫁入り道具なんてものがありましたが、それは嫁入後一生使える家具であったためでもあります

ガタついてきてもそれを修理して、再度使用するというのが、昔の家具では当たり前です

一方、今の大量生産されている家具は5〜10年を目安に寿命が来て、買い換えることが当たり前です

二〇リやイ〇アの家具を一生使うのは、厳しいですよね(その前に壊れてしまいます)

もしガタツキが出ても、その家具を修理して使うことは無く、新品に買い替えてしまうことがほとんどです

『修理する方が高くなってしまうので、新品に買い替えるのをお勧めします』と言われたことはありませんか?

家具に限った話ではないですが、元々修理して使用するという考えが最近のモノ造りでは考えられていないことが多いです

そのため、ヴィンテージやアンティーク家具は今の新品の家具より良い商品があるのです

また、プレミア価格などが付いていない限りは、新品の家具を買うより安く手に入れることができることが多いです

中古であることや、材料自体が当時は安かったということが理由です

例えば、私のソファについて

当時、私は座り心地とデザインが良い3人掛けのモノを探していました

色々なソファを座って比べましたが、私の希望を叶えるソファは20万以上するものばかりでした

予算としては頑張っても15万位内を考えていたので、明らかに予算オーバーでした

そんな時にちょうど見つけたのが、今のソファ

座り心地が良く、骨組みが無垢のオーク材で古道具屋で再塗装されていました

また、1970年製ということでしたが、スプリングやクッションの状態が非常に良かったです

そんなソファが8万円でした

条件は私の中で完璧でしたが、あくまで中古のソファということが引っかかりました

クリーニングもして劣化が無く、あとは気持ちの問題だったので、最終的には購入に至りました

結果的には、1年程度使用しましたが座面の座屈もせず、座り心地も未だ変わらず本当に買ってよかったです

同じモノをこの価格で購入できるのは、新品ではあり得ないと思います

◎まとめ

私は特にヴィンテージやアンティークに興味は無かったですし、どちらかといえば新しい物を買いたいと思っていました

しかし、上記理由(特に家具としてしっかり作られている)を知ってから、興味を持つようになりました

ただし、気を付けなければいけないこともあります


・電化製品の古道具は注意

木製家具は修理することが可能ですが、電化製品は難しいものもあります

電気配線は劣化すれば発火の可能性もありますし、一か所直してもまた次の箇所がいつ壊れるかわかりません

また、電化製品は現在の方が安全に対しての基準が厳しく、安全機能が充実しています


・古道具屋にも色々ある...

家具として価値のあるものもあれば、ただの中古品の物、ガラクタなど色んなものが置いてあります

古道具屋はお店が価格を決めることができるので、適正価格がありません

価値あるものなのか?ただの中古品なのか?はたまたガラクタなのか?を見極めなくてはなりません

ガラクタを高い値段で買ってしまわないように気を付けましょう


ヴィンテージやアンティークは巡りあわせです

良い商品がちょうどあれば良いですが、なかなかそうもいきません

しかし、それもまた古道具屋巡りの楽しさでもあります

良い掘り出し物を探して、古道具屋を巡ってみるのも楽しいのでお勧めです