◎工務店のリスク

私は自分が家を建てた工務店をとてもリスペクトしています

こんなに顧客の為に尽くしてくれる工務店があるんだ!と心から思いました

だから、私は工務店で注文住宅を建てることをお勧めしたいと思っています!
自分の予算に合わせて、自分なりの家を建てることが誰しもにとってベストだろうと
でも、実際にはそんな甘くはないです
世の中良い工務店ばかりではないからです
職人として知識と腕があり、良心的な工務店は、ベストな家造りをできます
しかし、ダメな工務店だと、欠陥住宅、建築中の工務店の倒産、不適当な価格設定、、、などリスクを伴います
そんな不安要素がたくさんあるから、工務店の家造りをお勧めしたい私でも『工務店で家を建てれば、みんな幸せになれる』とは言い切れないのです


◎欠陥住宅のリスク

家を建てると決めた時に、一番に避けたいと考えることでしょう
程度にもよりますが、家の基礎で欠陥が見つかると売り手もつかず、住み続けるか建て直すしか無い最悪の状態です
欠陥住宅となる要因は大きく分けて3つだと思います

●職人の人間性の欠如
・単純に仕事が雑
・安上がりに家を建てて利益を増やそう
・必要な作業だけど手間だから省こう
結局家を建てるのは人間なので、職人の人間性が欠如していると、欠陥住宅になるリスクが高いです
営業の人柄だけでなく、家を建てる職人の人柄も確認したいですね

●職人の知識不足
大工といえば中学を卒業して、そのまま大工になる人もいます
そのため、建築知識に乏しい職人がいるのも実情のようです
知り合いの不動産屋に聞きましたが、ダメなところを指摘しても『昔からこのやり方でやってら!』と言い返される始末
時代は変わり、建築も複雑化しているので、昔からの職人の感覚に頼る大工による施工ミスというものも考えられます
正しい知識を勉強した職人が望ましいですね

●納期の短縮
経営者や営業が顧客要望に合わせて納期を先に決めてしまうことが問題です
結局家を建てるのは職人なので、適正な作業時間をわかっているのは職人です
他社は3ヶ月で建てれると言ってたから、3ヶ月で建ててくれ!みたいな要望が通ってしまえば、無茶苦茶なスケジュールで家を建てることになります
そんなスケジュールでとりあえず家を形にしようとすると、適正な仕事がされず欠陥住宅になります
最近は人手不足と納期短縮から欠陥住宅になるケースが多いそうです

欠陥住宅のリスクを無くすために、工場で各部屋のユニットを造る大手ハウスメーカーもあひます
欠陥が出ないように工場で検査し、ユニットを組み上げるのは現場で行います
そういった安心感は、工場生産できる規模を持つ大手ハウスメーカーの良い点ですね

納期の短縮については工務店でも大手ハウスメーカーでも起こり得ます
大手ハウスメーカーでも現場で家を建てるのは地元の下請け会社です
大手ハウスメーカーが3ヶ月で建てると顧客と話してしまえば、下請け会社はそれに従うことしかできません


◎工務店の倒産のリスク

家を建築している最中に工務店が倒産してしまう可能性があります
そうなると、家は建たずに放置される可能性や支払った手付金が戻ってこないケースも考えられます
大手ハウスメーカーの場合、建築中の倒産リスクが少ないので安心ですね
また、建築後に倒産するケースもありますが、これに関してはまだマシな方でしょう
家の修理は建てた工務店で無くても引き受けてもらえます
建てた後でも倒産しないに越したことはありませんが、特に気をつけなければいけないのは建築中の倒産です


◎不適当な価格設定のリスク

家によって価格が違いすぎるので、顧客からすると適正価格というものがわかりません
例えば私の家はいくらでしょう?
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2000万と言われればを2000万ですし
3000万と言われれば、3000万です
『注文住宅なので、3500万ですよー』と言われれば、『やっぱ注文住宅ってお金掛かるなぁ』となってしまいます
価格は工務店側で何とでも付けることができます
高気密高断熱の家と言えば、『何となくすごそう!?』と顧客は思うでしょうし、宣伝の仕方次第で価格を高くすることもできてしまいます


◎まとめ

工務店での家造りはリスクもあります!
建築知識の無い素人にはブラックボックス化され、見えてこない部分が多すぎるからです
工務店での家造りこそがベストだと考えている私ですが、そういったリスクを考えると安心感で大手ハウスメーカーを選ぶ気持ちもわかります
工務店でのリスクを抑えるのは、良い工務店選びをするしか無いと思います
家造りを任せることができる、そんな工務店との出逢いが良い家造りへの大きな第一歩です


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