◎マイホーム三大話題
家造りについて色々調べていると、
・賃貸vs持ち家論争
・木造構造vs鉄骨構造
・高気密高断熱
マイホーム三大話題と言っていい程、よく耳にします
私の意見を先に述べると、
・田舎なら持ち家派
・木造構造派
・高気密高断熱あんま興味ない派
ですが、基本的には個人の自由だと思ってます
それぞれ自分で選んで今幸せならそれでいいじゃんって思います
でも、情報に流されて賃貸じゃなきゃダメだ!みたいなのはイマイチだなぁーと思うので、私なりの意見を述べようと思います
では、今回は高気密高断熱について
◎高気密高断熱にこだわるべきか?
高気密高断熱というと、家の気密性と断熱性が高い住宅のことを指します
もちろん、高気密高断熱に越したことはないのですが、それにどこまでこだわるかが問題です
私は、都合上省エネ住宅であることを外部機関で検査して合格してますが、本来ならそこまでやる気は無かったです
わざわざ検査するのお金掛かりますし
考え過ぎる必要は無いと思います
高気密高断熱を車の燃費に例えてみるとわかりやすいかなぁーと思います
高気密高断熱を売りにしている省エネ住宅をトヨタのアクア(燃費24.2km/L)とするとイメージしやすいですね
確かに燃費の面でアクアを見たらとても魅力的ですが、アクアばかりが売れているか?というとそうではないですよね
私みたいなアウトドア派な人間は、フォレスター(燃費11.3km/L)やRAV4(燃費13.0km/L)の方が魅力的ですし、スポーツカー好きなら86(燃費14.4km/L)の方が魅力的です
つまり家の魅力をどこに求めるか?だと思います
車で例える燃費重視の人は高機密高断熱じゃなきゃ!って言いますが、それをあまり求めてない人からすればそれまでの話で、それ以外の魅力ある部分を重視すれば良いです
◎高気密高断熱の家は健康に影響する!?
個人的には誇張表現だと思っています
完全に憶測ですが、高気密高断熱の家に住む毎週カップラーメン食べる人と普通の家に住む毎日しっかり生野菜食べてる人なら後者の方が健康的だと思います 笑
というのも、高機密高断熱ではない家に住む人の割合の方が圧倒的に高いですが、その人達だってそこそこに健康的に過ごしているじゃないですか
健康に良い影響を与えるかもしれませんが、数パーセントに満たないレベルですっていうのが適当な評価じゃないかな
ウイルス除去するなら空気清浄機がありますし、室温を一定に保ちたいならエアコンがありますし、結露によるカビに至っては高機密高断熱でなくても生えない家は生えないですし
空気清浄機無し、エアコン無し、もちろん高機密高断熱でもない人(私の90歳近いじいちゃん、ばあちゃん)でも相変わらず元気によろしくやっています
ヒートショックもよく話で絡められますが、浴室暖房使うなり、脱衣所に暖房器具付けるなり、急激な温度差を生まないように心掛ければ高機密高断熱である必要はありません
ちなみにヒートショックで死亡する例は、浴槽に浸かってヒートショックで倒れて溺死することや転倒して打ちどころが悪く亡くなることが多いそうです
実はヒートショックで心臓が止まって亡くなるのが多いわけではありません
脱衣所や洗い場ででヒートショックが起きてもその場で倒れ、その後意識を取り戻すこともあります
そのため、湯に浸かるタイミングが最も気をつけるべきです
※話がそれた豆知識
◎なぜ高気密高断熱が流行るのか?
一概には言えませんが、私は企業の営業戦略だと思っています
売るためにはキャッチコピーと数値化がわかりやすいからです
高気密高断熱の家(C値〇〇、UA値〇〇)
高気密高断熱って何かすごそう!
C値、UA値が他社より優れてる!
とわかりやすくすれば、それが企業のブランドになり他社と比較化できるわけです
私も前職は住宅設備系のエンジニアしてたので、とてもよくわかります
中身が何でも無い製品がキャッチコピーとそれっぽい宣伝方法で超人気!なんてのはよくある話で
まぁ、それが企業努力なので全然良いと思うのですが、それが世の中の大多数にとって幸せとは限りません
企業の営業戦略というのはよくある話で、山ガールとか釣りガールとか、キャッチーな名前を企業側が流行らせて市場を盛り上げる方法です
山ガールとかいつの間にか流行ってたなぁと思っていましたが、企業側が流行らせた言葉と知って妙に納得しました 笑
その名前が人気になれば色々な商品が売れますからね
◎まとめ
結論を言うと、高気密高断熱は良いことですが、無理にそれを求めなくても良いですし、それを比較して良い家かどうかの判断なんて全くもってできません
なぜあなたは家を建てたいの?
→〇〇だから高気密高断熱の家が建てたい!
という明確な理由があれば良いと思います
家族と幸せに暮らしたいなら、高気密高断熱じゃなくても、例えば家族が集まることのできるダイニングが広い間取りの家でも良いです
私は人それぞれの家造りがあって、優先度パラメータがあると考えています

これは自分がマイホーム計画を行った時のこだわり具合をパラメータ化してみた図です
これが人それぞれ違うわけですから、家を同じ土俵で語れるわけがありません
最後に一つだけ確実なことが言えるとすると、高気密高断熱とあんまり興味が無いそんな私ですが、幸せだと思えるマイホームで今暮らしています
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